兄:この場所ではオリーブの香りを体感してほしいと思います。
弟:ここで語り手を柳生ちえこにバトンタッチしたいと思います。ちえこももちろん柳生ファミリー。ぼくの妻です。

ちえこ:私が香りの体験をエスコートしたいと思います。ここには3つのオリーブオイルがあります。まずは黄色のジ・オリーブオイルを手にとって、それから手の甲につけてなじませたあと、その香りを香ってみてください。どんな香りがするでしょうか?


私はまずオリーブらしいきれいな黄金色に見とれてしまいます。そして、やさしい華やかさでそっと包みこんでくれるようないい香りがするように感じています。どうして、このような香りになるかというと、このオイルをつくるためにオリーブを乳酸微発酵させています。そうすることでオリーブの青い香りがおさえられ、本来持っている甘い香りが出てくる、オリーブが本来持っている香りが引き出されるんです。私はそのフルーティーで甘い香りに癒やしがあるように感じています。みなさんも、今一度、手の甲につけて香ってみてください。


ここには茶色と緑色のオリーブオイルも並んでいます。こんな違いがあるのですが、茶色いオイルは濃く深い香り、緑色のオイルは青いフレッシュな香りがします。ぜひ、それぞれ手にとって比べてみてください。少しずつにおいが違うのが感じられると思います。


みなさんはどの香りが好きですか? 実は、私も柳生家に加わるまでは、オリーブのスキンケア商品を使ったこともありませんでした。小豆島のこともほとんど知らなかったののですが、だからこそ、この島で暮らしはじめてからこんなことを感じています。

このジ・オリーブオイルは化粧水をしたあとに少し塗るだけで簡単に保湿できます。私はオイルなのにベタつかないところが好きです。食べるためのオイルではないですが食べられるくらい自然のものだから、全身どこでも使えて、私は妊婦だったときも安心して使っていました。

塗るたびに香りでときほぐされてリラックスできるのもオリーブらしくて、ふっと余白がうまれるというか、いろいろ考えすぎたりして、日々の生活の中で失われた本来の力を蘇らせてくれる、本来の自分に立ち返らせてもらえる気がしています。みなさんにも、このオイルの香りに小豆島の風景が宿るような体験をしてもらえたら嬉しいです。それでは、この後もいろいろな商品を自由にお試しいただけたらと思います。

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