スサノオノミコトを祀っている尾鷲神社は、江戸時代から続く奇祭といわれる「尾鷲ヤーヤ祭り」の例大祭が行われる神社でもあります。この呼び名の由来は武士が合戦時に名乗りをあげる「ヤーヤー我こそは…」からといわれます。
また樹齢1,000年以上といわれるご神木の2本のクスノキの大木も見ごたえあります。夫婦のように寄り添っていますが、川寄りのものは周囲10m、本殿寄りのものは9mに達しています。
尾鷲神社の隣には熊野を代表する五つの寺の一つの金剛寺という格式の高いお寺がありますので合わせて拝観ください。この地方では珍しい立派な山門には巨大な仁王像が祀られています。