JONATHAN HASEGAWA ──それは、時間の経過とともに恍惚な光と陰影で魅せる非日常の空間。
ジョナサン・モンク & 長谷川豪。ここは、現代アート作家と、日本人建築家のコラボレーションによって生まれたホテルです。建物の名前は、二人の名前をとって「ジョナサンハセガワ」。
さっそく、建物の中を歩いてみましょう。この建物は「W」のかたちをした柱を中心にできています。そう聞いてもわかりにくいかもしれませんが、階段の大きな柱が、Wの斜めの部分に当たると言われると想像できますか?
もう少し説明します。Wと言う文字は斜めの4本の線で構成された文字です。階段が斜め上にあがっているのは、Wの文字の2線目を表しています。言葉で伝えてもなかなかわかりづらいので、設計図をみてみましょう。アプリの画面で赤字でWがどの箇所なのかわかりやすく記載しています。そちらを参考にこの建物の全体像を想像してみてください。
今お泊まりの宿泊施設は、Wという大きな柱で隣の建物とつながっています。お時間があるときにでもホテルを出て左に歩き、最初の角を左に曲がると、この建物の裏側がガラス越しに見えるので、ぜひ覗いてみてください。この建物と隣の建物が柱を共有していることがわかります。
ここには、まちと接点を持ちながら繋がっていきたいというA&Aの想いが見えてくるかもしれません。
さて、テーブルの上には、2枚のカードがあります。
そこにはそれぞれの形が示されています。この形は館内のどこかに存在しています。 あなたが滞在しているあいだ、それがどこの形であるのかに気づいたとき、QRコードを読み込んでほしいと思います。そのとき、さらなる秘密が解き明かされることでしょう。
それでは、建物の中をゆっくりと探索してみてください。