満願寺がもともと深沢にあった頃、ご本尊として祀られていたのが薬師如来です。その尊像は現在、この「瑠璃堂」という名の小さなお堂に安置されています。

薬師如来は、手に薬壺を持ち、病や傷を癒す仏さま。体の痛みだけでなく、心の痛みまでも包み込むように、そっと治してくれる存在です。

この瑠璃堂は、満願寺の本堂よりも高い位置に建てられており、あたかも山の上から寺全体を見守るような場所にあります。そこから降りそそぐまなざしは、まるで優しい光のように、訪れる人々の心に静かに触れていきます。

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