鶴嶺神社は、明治2年(1869)に島津家歴代当主とその家族を祀るために創建された神社です。はじめは、鹿児島市山下町(現在の照國神社付近)に建立されましたが、大正6年(1917)に30代島津忠重によって現在の場所に遷されました。御祭神には、武勇や善政で名高い当主たちや、美しく聡明であった姫君が名を連ねており、幅広い信仰を集めています。

境内の一角には「源頼朝公墓所再興報恩塔」と呼ばれる雛型塔があります。これは25代重豪が、荒廃していた源頼朝の墓を修復させたことを顕彰するため、平成11年(1999)に鎌倉市から贈られたものです。鎌倉時代から続く島津家が、頼朝ゆかりの武家であることを、いかに誇りとしてきたかを伝えています。

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