まず、その手を見てみましょう。
人差し指と中指を伸ばし、
手のひらをこちらに向けています。
何を示しているのでしょうか。
制しているのでしょうか。
それとも、諭しているのでしょうか。
他の神将とは異なり、
やわらかな衣をまとい、あごひげをたくわえています。
武将というより、軍師。
武力というより、見通す力。
龍は、十二支で唯一、想像上の生きもの。
雲や風、水の流れ。
目には見えない力の象徴です。
この神将もまた、
形のない何かを見通しているのかもしれません。
しばらく、向き合ってみましょう。
まなざしの先に、何が見えますか。