サウナで「体が温まった」と思っていても、実は、体の芯までは、熱が届いていないことがあります。
今日、意識してほしいのは、「深部体温」です。
深部体温とは、内臓など、体の内部の温度のこと。
この温度がゆっくりと上がることで、血液が巡りやすくなり、体は本当の意味で目覚めていきます。
だから、一度目のサウナは、焦らなくて大丈夫。ロウリュで立ちのぼる熱い蒸気を味わいながら、ゆっくりと熱に身を委ねてみてください。
そして、一度目は水風呂を我慢してみましょう。体の芯まで届き始めた熱を、そのまま育てるためです。
テラスに風が吹いていたら、その風に、ただ身を任せてみましょう。
十分に外気を浴びたら、もう一度サウナへ。
きっと、一度目よりも早く、深く汗が出てくるはずです。体の芯に、熱がしっかり残っているからです。
まるで、この島の奥深くで、火山の熱が静かに息づいているように。
そうして十分に温まったら、水風呂へ。
ゆっくり体を冷ましていきましょう。
すると、体は自然とリラックスしていきます。目覚めた体と、ほどけていく心。その両方が、心地よく重なります。
体がほどけてきたら、部屋の中でも、テラスでも、そのままゆっくり寝転んでみてください。
ここまでで、ひとつの流れは終わりです。
もう一度繰り返してもいい。このまま、風に吹かれていてもいい。
熱に委ね、風に委ね、水に委ねる。委ねるたびに、体は、自分の流れを思い出していきます。