裸足のまま、テラスに出てみてください。
足の裏に、太陽のあたたかさが伝わってきます。風が頬を撫で、鳥のさえずりが聞こえます。
ここで少しだけ、瞑想の時間を過ごしてみましょう。
瞑想、と聞くと、身構えてしまうかもしれません。目を閉じて、無になって、何も考えない──そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、瞑想とは「考えないこと」ではありません。「考えが流れていくのを、ただ眺めること」です。
頭に浮かんだ心配ごとを、消そうとしなくていい。ただ、川を流れていく葉っぱのように、「ああ、いま自分はこれを考えているな」と眺めて、見送る。つかまえない。追いかけない。それだけです。
心配ごとや後悔は、つかまえて握りしめるから重くなるのかもしれません。眺めて流せば、ただ通り過ぎていきます。まるで、この島を吹き抜ける風のように。
浮かんでは流れていく思考を、しばらく眺めてみましょう。
それでは、始めます。