チェーンソーまで売っていることで有名な(?)日曜市。毎週日曜日に高知のあちこちから生産者が集まって城下町に全長1.3kmにわたって即席の市場が開かれる。

高知の名物といえば、カツオのたたき、しょうが、芋けんぴ、アイスクリンなどなど。魚のかわりにタケノコやコンニャクをのせた「田舎寿司」なんてものもあるが、それらのすべてがここで食べられると言っても過言ではない。そして、行列ができる大平商店の「イモ天」は噂にたがわず本当にうまい。

歩いているだけでも「この野菜はどうやって料理するの? 」「こんなところで育ててるんですよ」などと、お客さんと店主の会話があちこちで聞こえてくる。300年以上の歴史を持つ市場らしいのだが、江戸時代から比べても屋台がテントになっただけで、その役割も繰り広げられている光景も何も変わっていないのではないかと思えてくる。

ちなみに、ぼくたちのコーチ、井上光夫さんも仁淀川町の名産を日曜市に売りにきている。PINを打ってあるこの場所の近くにいる可能性が高いので、見かけたら声をかけてみてほしい。きっと市場のことや仁淀川のことを教えてくれることだろう。

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