沖縄にとっての戦争を知るには、沖縄戦終焉の地、糸満市にある「平和祈念公園」まで足を運んでみてほしい。そこには沖縄戦で亡くなった日本人・アメリカ人合わせて約24万人の氏名を刻んだ「平和の礎」がある。実際に訪れることで、これらの数字がひとりひとりの命であり、人生だったことを感じられるだろう。
そして公園内には「沖縄県平和祈念資料館」がある。戦争の経緯から証言VTRまで、さまざまな角度から戦争の重さを教えてくれるのだが、それらの展示空間を抜けた先に、あるひとつの驚きが待っている。それは「とある空間」なのだが、そこから見える風景は、きっと忘れられないものとなるだろう。ぜひ、あなた自身の目で確かめてみてほしい。