ソック・ポーンさん
1965年、タケオ生まれ/神奈川県在住

1979年、ソック・ポーンは家族と共に、カンボジア・タイ国境の難民キャンプへ逃げた。彼らは大きな沼を歩いて越えなければならなかった。夜間、月明かりの下で一家は懸命に歩き、森を抜け、夜明け前にコーク・トゥユーン・キャンプに到着した。

多くの困難を乗り越えて、ソック・ポーンは難民キャンプの中で年頃の少女として成長した。カオイダン・キャンプで暮らしていた時、ソック・ポーンも他の少女たちのように美しくなりたいと思った。ソック・ポーンは衣服をいくつか作って、それを持参して来日した。当時、ソック・ポーンはとてもやせていて、わずか36キログラムだった。

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