〈作者のコメント〉

私は「和」という文字は好きな言葉の一つです。人と人との和、家族の和、団体の和・・。数えあげれば限りがありません。ホテルから奈良のイメージの言葉をお願いしたいとの希望をお聞きし、奈良の斑鳩の里法隆寺の聖徳太子の言葉「以和為貴」の言葉が一番先に浮かびました。今までもこれからも私の人生で一番大切にしてる「ことば」を書かせて頂こうと。人の顔や囲りの雰囲気がすぐに怒った顔色やとげとげしい空気になる昨今ですが、この作品をご高覧いただき「和」の意味のごとくなごやかで、囲りの親しみが感じられる様子になっていただけることを期待して頑張って書かせていただきました。

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