イマーシブシアター The Letters

※本作品は、渋谷区共催のテック×アートイベント「DIG SHIBUYA 2025」の出展作品です。

あらすじ
これは、孤独と繋がりの物語。かつて渋谷には、恋文横丁という名の通りがあり、手紙を代筆する仕事があった。 妻イリスを亡くし孤独に沈む代筆屋に、 忘却の神レテがささやく。「この都市に溢れる100の孤独を代筆すれば、 君の悲しみを消してやろう」。 誰にも伝えられない心の叫びは「宛名のない手紙」となり、 渋谷の地下を流れる忘却の川へ流されていく。 一方イリスの魂は、その「宛名のない手紙」を忘却の川から救い、 レコードのジャケットに忍ばせて、音楽と共に孤独な人々へ届けていた。 レテが孤独を忘却で癒すのならば、イリスは孤独を分かち合い繋げることで、人々の心を救うのだった。やがて迎える100通目の手紙、 代筆屋は孤独を消すために全てを忘れるのか、もしくは孤独を抱えて生きていくのか。 渋谷の街を歩きながら没入するサウンドイマーシブシアター。

Created by daisydoze
daisydozeは、日本独自のイマーシブシアターを作るクリエイティブユニット。架空の設定ではなく、実在する場を活用し、その土地の歴史や神話を抽出することで、物語に上演地のサイトスペシフィックな要素を取り入れた作品創りを追求している。演劇的要素である「ダンス」「歌」「芝居」の要素を横断的に取り入れた作品が特徴。国内外様々なアートメディアで特集されるなど、今注目のイマーシブシアター劇団。

Instagram: @daisydoze.immersive
X: @daisydoze_

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