一見、新しそうにも見えるこの蔵。実は古く江戸時代から残り続ける貴重な建物なんです。それがわかるのが、ポコポコと飛び出している和釘たち。本来、和釘は頭が埋まるようにピッタリと打ち付けるもの。それが長い月日によって木が痩せると、このように飛び出してくるのです。
こうした古い建物が残るのは、この町が人々に大切に住み継がれてきた証拠。小さな釘が、そんなことをこっそり教えてくれるのです。


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