このあたりの湾は伊勢志摩から延々と続くリアス海岸の最南端にあたります。松本峠を境にして北はリアス海岸、南はなだらかな七里御浜海岸の砂利浜がずっと続いています。この対照的な景観は登り口から30分ほど歩いたところにある東屋から見ることができます。
近くの町には江戸時代に善根宿(ぜんこんやど)といって、お金を持ち合わせていない旅人を無料で泊め、食事も提供する宿がありました。
登り口には江戸時代と鎌倉時代の石畳を模した石畳道が敷かれており、時代によって敷き方の違いがあるのがよくわかります。
登り口には杖が置いてあり借りることができます。杖は降りたところで返却できます。登り口から少し石段を上がると、300年前に敷かれた江戸時代の石畳道に出会えます。