谷川に石橋がかけられていますが、何トンもあるような大きな石を使っています。松本峠で一番大きな石です。さて、この石はどこから運ばれてきたのでしょうか?

ヒントは石橋の近くにある切り出された残りの大きな石材です。この二つの大きな石材の断面を見ると、石橋の下に敷かれている二つの大きな石積みの断面と見事に一致するということが最近わかりました。

周りの山を見渡すとあちらこちらに切り出しされて古道の石畳に使ったと思われる大きな石が転がっています。はたして、どこから運ばれたか、運搬機械の無い時代どうやって運んだのか想像してみてください。

実は、近くで切り出した大きな石の下に丸太を敷いて転がしたり、テコや滑車を利用したりしながら運んだと思われます。

石橋の下には綺麗な水が流れていますが、旅人はここで喉を潤すのに休憩したかもしれませんね。


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