七里御浜に姿を現す、高さ25メートルの大きな岩が獅子巌です。
口を開けて海に向かって吠えているような姿から獅子巌と名付けられましたが、獅子巌の横を流れている井戸川の源流にある大馬神社の、阿吽でいう「阿(あ)」の狛犬です。横に鎮座する神仙洞の大きな岩は口を閉じているので「吽(うん)」の狛犬です。日本一大きな狛犬です。そのことから、大馬神社の境内には狛犬は置いてありません。

また獅子岩の大きく開いた口に、夏至の頃には日の出の太陽を、冬至の頃には月の出の満月を咥えます。本当に不思議な獅子巌です。

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