この集落は本当に何もない限界集落なのでしょうか。

作者はイギリスのウェールズ出身で、長編映画の脚本・監督を手掛ける人物です。そんな彼が佐渡で3本の映画を撮っています。佐渡には、風景、色彩、季節の移り変わり、ここに住む人々など、映画制作者を惹きつける要素がたくさんあり、作者が佐渡に友人を連れてくると、いつも創作のインスピレーションを受けたと言われるそうです。

佐渡の中でもとりわけこの集落に惹かれた作者は、空き家を探していて、この集落をアートの村にする構想を思い描いているといいます。作者はこの集落に何を見出しているのでしょうか。この作品を通して、その視点が見えてくるかもしれません。作者はこの集落を歩いてもらいたいとの想いから、もともと北鵜島にあったものをアートとして散りばめています。はたして、どんな宝物が見つかるでしょうか。

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