いよいよ、時代祭の行列も平安時代にまで遡ります。貴族の藤原氏が全盛を極めた時代に、貴族が宮中の儀式に出向く姿が表現されています。文官と武官の姿が見られ、いちばん位が高い貴族は黒い色の衣装を着ています。この時代は色の違いで貴族の位の高さをあらわしていました。
儀式がなくても、彼らは普段から役人として宮中に仕えていました。月に20日ぐらいは働いていたといわれ、夜勤もあったといわれます。宮中にどんな緊急事態があっても対処できるよう備えていたのです。
行列には、豹や虎の皮を持った貴族に付き従う人たちも登場します。この頃の貴族にとって、虎や豹の毛皮はを持つことは身分が高い証であったと伝えられています。