この行列では、400年続いた平安時代を彩る女性たちの姿が見られます。

注目は何といっても巴御前。女性でありながら鎧を着て馬に乗っています。京都の花街の芸妓さんが担当しているといわれ、毎年、誰が巴御前の役目を務めるのかと話題になり、時代祭のヒロインのひとりになっています。巴御前は、男たちが戦う時代において、美しい女性でありながら男まさりに戦ったことで知られています。

行列には、平安時代の作家である、「枕草子」を書いた清少納言と、「源氏物語」を書いた紫式部も登場します。清少納言は正装の十二単、紫式部は簡素な略装を着ています。どちらも宮中に仕えた女性で身分的な優劣はありませんでしたが、文学を通してライバル関係にあった二人にはどんなドラマがあったのでしょう。

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