平安京の役人には、行政を司る文官と、軍事に従事する武官がいました。桓武天皇は武官のトップである征夷大将軍に坂上田村麻呂を任命します。そして、坂上田村麻呂は先代たちが失敗を繰り返していた東北地方の平定に成功、平安京に凱旋します。この行列はそのときの様子を表しています。

坂上田村麻呂にはさまざまな伝説がありますが、凱旋の際、降伏した東北のリーダーを京都に連れてきたという説もあります。坂上田村麻呂は恩赦を願い、生かして東北に帰すことを提案しましたが聞き入れられなかったと伝えられています。

ここまで時代を遡ると、時代考証の史料も少ないのですが、さまざまな研究から衣装を復元し改良が続けられています。これまでの時代に比べると鎧も簡素ですが、そのことこそが1000年の時代を感じさせてくれるかもしれません。

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