このあたりから見事な石畳道が続きます。尾鷲の雨は「下からも降る」といわれるほど。豪雨で道が流出しないように石畳を高く積んで敷いています。石畳の石材は現地調達。近くの山の岩石を割って村の人たちや地元の石工が敷いた道です。
石畳道の案内板を過ぎたあたりにあるハート型の大きな石はゴットン石と呼ばれています。なぜゴットン石と呼ばれているかというと、この石だけ少し浮いているように置かれているため、ここに足を乗せると「ゴットン」と少し小さな音がして動くからです。「ゴットンの音を聞きたくて八鬼山へ」という木札が目印です。ぜひ、探してみてください。