スイーツ大国台湾といえど
まさかこんなにおもしろいものに出会えるなんて。
そうそれは、「湯気の出るかき氷」。
えっ?今、おかしなこと言わなかったって?
ふふふ。
湯気の出るかき氷。
その正体は・・・
湯がきたての温かい
白玉がたっぷりのった かき氷。
氷、火、お湯のユ、団子のダン、
の漢字4文字で
「冰火湯圓」
と読むのだと教えてくれた。
「白玉が固くならないうちに早く食べて」と
お店の方に急かされる。
熱々の白玉を口に入れると
中からはたっぷりの黒胡麻アン。
ちなみにピーナツアンもあって、
現地の方の中でも どっち派かで口論になる程、
みな、この味を愛している。
熱々の幸福で満たされた口に、
金木犀シロップの
かかった氷を入れたその時、
初めての感覚に感動する。
スイーツ大国の名に恥じない、ここにしかない
湯気の出るかき氷、また食べに帰ってきたい。