レストランのテーマはフィッシュマーケット。ソファーの色合いも海をイメージした緑がかった青になっていたり、窓側のライトのカバーも昔の漁につかわれていた竹網と呼ばれるものがモチーフとなっています。
壁にあしらわれた黒板には、江戸時代や現代のマーケットつまり市場に集まる新鮮な食材が描かれています。日本では1年を通じて150種類の野菜が食べられていると言われていますが、これは世界各国と比較しても飛び抜けて多いのです。お漬物やお出汁のイラストからも、昔から食材を大切にいただいてきた様子がうかがえることでしょう。
また、昔からお米を炊く際に使用されていた羽釜やおひつ、お茶の道具など、現代の食文化を支えている調理器具もたくさん描かれています。