万博からはじまった、新しいビールの飲み方とは?

ヒントはこの音の中にあります。

この空き缶はデザインが特別なだけではありません。世にも珍しい「プルトップ」が採用された空き缶なのです。プルトップとは、指を引っ掛けて開けるフタのことです。当時はビールといえば瓶ビール。人々はこの摩訶不思議な缶ビールを手にしても開け方が分かりませんでした。そこで、缶の裏にはご親切に開け方が書いてあります。

ちなみに、UCCの缶コーヒーもまた万博を機に知れ渡りました。当時、コーヒーは喫茶店で飲むものでしたが、来場者が缶コーヒーを物珍しそうに持つ姿がテレビに映るとたちまち注文が殺到しました。しかし、こちらはプルタブではなく、1本1本に缶切りが付属。その缶切りで2箇所に穴を開けます。ひとつは口をつけるための飲み口で、もうひとつは空気を逃すための空気穴です。

今となっては当たり前の缶コーヒーや缶ビール。これもまた万博が見せた未来のひとつだったのです。

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