このタバコをデザインしたのは「真鍋博(まなべひろし)」。星新一の小説の挿絵を描いたイラストレーターです。
白井さんは万博に通いたいがために会場内のレストランでアルバイトをしていました。同じようにお土産店でアルバイトをしていた友人に「何が売れてる?」と聞くと、多くの人がタバコと答えました。
当時、日本人の多くが喫煙者で、電車や飛行機はもちろん、映画館も煙がモクモクで、スクリーンがかすんで見えるほど。タバコは値段も安いのでお土産として人気があり、相手が喫煙者かどうかに関係なく渡しやすいものでした。
灰皿もまた人気で、いろんな会社が万博グッズとして開発したのですが、おもしろいことに、どの会社も万博のロゴをモチーフにしたデザインを採用しました。作り手はみんな異なりますが、考えることはみんな一緒だったのかもしれません。