ここに展示されてある駕籠は直弼が埋木舎時代に使用していた駕籠で大変質素なものです。

因みに直弼は馬に乗るのが好きで、毎日のように馬に乗り、琵琶湖畔まで走っていたそうです。因みに大門長屋続きに馬小屋があり、玄関横の井戸は馬用でした。展示ケースの左の着物は直弼が着用していた着物です。展示ケース右には直弼公のお茶のお相手役だった大久保小膳が写した直弼公著の「茶の湯一会集」の写本です。

また写真は昭和58年春に秋篠宮殿下が学習院高等科生の時、史跡調査で埋木舎にお越しになられた時、また徳川家18代宗家の徳川恒孝氏夫人ご来館の時、また大学教授で埋木舎現当主の大久保治男が瑞宝中綬賞叙勲の折に撮影されたものです。

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