この道の途中に、
橋の跡が残っている場所があります。
ほとんどの人は見過ごしてしまいますが、
ぜひ探してみてください。
実はこのキャットストリートこそ、
かつて渋谷川(上流の穏田川)が流れていた場所なのです。
いまはただの通りに見えますが、
その下には、川の流れが眠っています。
キャットストリートという名前の由来には、
このあたりに猫が多かったから、という説があります。
もしかすると、
川のお魚をくわえたドラ猫がいたのかもしれません。
しかし、その川も、
1964年の東京オリンピックを前に姿を消します。
都市の整備のため、
渋谷川はふたをされ、暗渠になりました。
こうして生まれたのが、
このキャットストリートです。
いまではファッションの店が並ぶ
人気のストリートになりました。
けれど渋谷という街は、
そもそもストリートの集合体。
この道の先には、
ストリート文化の仕掛け人ともいえる
「ピンクドラゴン」があります。
そして、脇道に入っていけば、
ストリートの数だけ、カルチャーがある。
それが、渋谷という街なのです。