体操マットや柔道着、コンバースのシューズ……。

もともと帆船の帆に使用されていたことが名前の由来である「帆布」は、その丈夫さゆえに、様々な日用品の素材として使われてきた。

『TAKEYARI』は、創業130年を迎えた帆布の老舗機屋。丈夫で高品質、ぬくもりと特有の風合いで、多くの人からの信頼を培ってきたブランドであるが「今までの、受注生産だけに頼る機屋では難しくなる」と感じた会長の発案により、小売り専門の部署を立ち上げるなど、新たな挑戦に取り組み続けている。

ソファとクッションの要素を足して2で割ったようなこのプロダクトは、それぞれのパーツがロープで固定されているため、分解したり、また組み合わせたりでき、使用シーンや気分に合わせて形を変えて楽しめる。ポジティブなイメージをのせるため、作品のタイトルには、物事の始まりを予感させる『ABCD』の四文字を名付けた。

私たちの暮らしを、主張せず、しっかりと支えてきた「帆布」。
この質実剛健な素材が斬新な存在感を放つ姿に、新たな可能性を感じてほしい。

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