「ゆいレール」の“ゆい”って、なんだろう?

沖縄の方言で“ゆいまーる”という言葉がある。沖縄では昔からサトウキビ栽培が盛んだが、収穫はかなり大変。ひとりで刈り取っていてはいつまでたっても終わらない。でも、ご近所さんと協力してみんなでやればすぐ終わる。そこで、ゆいまーる。ゆいは、結い。“結ぶ”という意味。まーるは、まわる。みんなで順番に“助け合おう”というわけだ。

ゆいレールは、ゆいまーるにちなんで名付けられた。沖縄のモノレールをみんなで支え、モノレールが地域や人を結ぶ。そんな想いが込められているという。

ちなみに、日本で最西端の駅は「那覇空港駅」、最南端の駅は「赤嶺駅」。すべての駅にシーサーがいるが、その姿形はすべて異なっている。

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