『知夫里どっさり 後の世までも 糸の音締めに 涙をさそう 声もおろろの 目無し鳥』 前横よき(1893~1987)は知夫里の偉人。幼いころに盲目となりながらも、三味線の道を極め、「どっさり節」などの民謡を広めた。村の祝い事に欠かせない人であったといわれ、「西谷商店の西谷さん」は前横よきさんの弟子のひとりである。 盲目であっても、目が見える人と同じように生活ができ、炊事、洗濯はもちろん畑の草取りまで自分でおこなっていたという。
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