Destination : 座喜味城跡

実際の座喜味城跡に行って、この計算しつくされた美しい城壁を体験してほしい。入り口に立つとわかるだろう。一の郭の城壁と二の郭の城壁が重なって、ひとつの巨大な壁がそびえ立っているような威圧感を醸し出す。これだけでも戦意を喪失しそうなものだが、さらに仕掛けがある。一の郭の中に入るともうひとつ奥に小さな入り口のみを開けた二の郭の城壁がそびえ立つ。迂回しようと左折すると実はそこは袋小路。トラップに引っかかってしまったが最後、上から弓矢が飛んでくるというわけだ。

ちなみに沖縄には他にも有名な城跡がいくつもある。座喜味城を建設した護佐丸が、その経験を活かして増強した中城城跡。琉球王国ができる前の三山時代に北の拠点とされた今帰仁城跡。これらの城においては ON THE TRIP のガイドもあるので訪れてみてほしい。

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