Destination:斎場御嶽

おもろはどこで歌われたのか。たとえば、斎場御嶽。琉球王国の最高の聖地といわれ、聞得大君の就任式が行われた場所でもある。首里城から斎場御嶽まで神女たちが行列をなして向かい、儀式は真夜中に行われたという。

ちなみに古代のおもろが抒情詩に洗練され、日本語の五七五七七に対して八八八六の型に定型化したのが「琉歌」だ。この「琉歌」に、中国から渡ってきた三線が伴奏楽器として加わり、士族の学芸として三線楽が確立された。「琉歌」は、中国から来る冊封使を首里城で歓待するときの「組踊」に発展していき、沖縄の民謡などにも通じている。今も豊かな自然や人々の感性を讃美、想う歌詞が多い「沖縄の歌」。そこにも「おもろ」を感じてみてほしい。

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