「明智荘」は、現在の可児市北東部から御嵩町西部にかけて存在した荘園で、古くは「明智八郷」と呼ばれていた。『美濃国諸旧記』には、康永元年(1342年)に土岐頼廉がここに明智城(別名:長山城)を築いて居城とし、「明智」の名字を名乗るようになったと記されている。これが明智光秀の一族であり、落城までを光秀はこの城で過ごしたという説がある。

「麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館」は、この明智荘にある「花フェスタ記念公園」の中に2021年1月11日まで開設されている。

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