禅で免疫を高める?
ここでは日本に古くから伝わる養生法の一つを体験して欲しいと思います。 禅には軟酥(なんそ)の法いう江戸時代から伝えられている方法があります。実はこれ、白隠禅師が考えられた禅の養生法。

ここでは難しい話は抜きにして、現代版に解釈しながらその養生禅を体験をしてもらいたいと思います。 「酥」とはバターのこと。ホットケーキの上のバターのように、頭の上に栄養たっぷりのバターが乗っているイメージを膨らませてください。

想像してださい。このバターには生薬をはじめ、あらゆる栄養が詰まっています。想像してください。呼吸をしていくと同時に頭の上のバターがあたたまり、バターがとろとろと溶け出します。そして、頭から全身に染み渡っていきます。 頭の上のバターを溶かしながら全身をあたためていきます。そうするとイメージの力だけで養生が、免疫向上ができるという話もわかる気がしませんか。少なくとも江戸時代からそのような考えで実践されてきました。さぁ、あなたも。頭の上のバターが溶け出して全身に染み渡っていくイメージをゆっくり、ゆっくり、膨らましつづけてください。

さぁゆっくりと、10分ほど今から時間をかけて溶かしていきましょう。

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