「ほら、あの2人も結婚したでしょう」

レトロな町並みで、映画やドラマのロケ地として登場することも多い下吉田。テレビドラマ『祭ばやしが聞こえる』や、平成20年(2010年)に公開された映画『時をかける少女』の撮影場所として知られている。

『祭ばやしが聞こえる』と『時をかける少女』。この2つの作品の共通点を知っているだろうか。そう、どちらも主演の2人が作品をきっかけに結ばれている。

『祭ばやしが聞こえる』のワンシーンで登場するのが、この神社の参道だ。神社から橋を渡ってまっすぐ伸びた石畳の参道で、萩原健一といしだあゆみは言葉を交わした。

そんな参道のすぐ横にあるのは、どこからどう見てもハートの形に見えるコブがある桜の木。境内には、ハート形の葉っぱが特徴的な大きな桂の木がある。これを「縁結び」の神社と言わずに何と言うか。

映画『時をかける少女』で、70年代にタイムスリップした仲里依紗と中尾明慶が駆け抜ける商店街は、この参道のすぐそば。ここは間違いなく「縁結び」の神社だ、と人々は言う。

ところが1人、神社の力に異論を唱える人がいる。彼はどちらの映画にもエキストラとして参加したことがあるのだ。「神社ではなく、『自分に』縁結びのご利益があるのかも」と言っているのだとか。

本当に縁結びのご利益が必要なら、神社に行くよりも彼を探したほうが効果あり……かもしれない。

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