女性たちが善光寺を目指した理由

表参道には48基の灯籠が立っている。道の左右に1基ずつ立っていて、ここにあるのは24番と25番。参道の終わりには1番と48番が立っている。

48という数は、阿弥陀様が人々を救うために立てた願いの数と同じ。灯籠には、阿弥陀様の願いが一つ一つ刻まれている。灯籠を建てる際に寄付をした人の名前も刻まれていて、ここ24番の灯籠には、とある有名な女優の名前もある。

如是姫像でも話した通り、善光寺は女性に親しまれてきたお寺だ。江戸時代は富士山や戸隠など、女人禁制とされた聖域が多かった。しかし、善光寺では女性も男性と同じようにお参りができた。当時のお寺としてはとても珍しかったそうだ。

実際、善光寺には女性にまつわるエピソードが多い。如是姫をはじめ、「牛にひかれて善光寺参り」もおばあさんの物語だ。大正時代には、男1人に対し女22人が本堂で拝んでいる様子が描かれた絵馬も作られている。じつに多くの女性たちが、善光寺に祈りを捧げてきたのだ。

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