最後に。
このガイドをナビゲートしてきた「WIRED HOTEL ASAKUSA」を紹介したい。
日本最古の遊園地、花やしきを通り過ぎると観光客が少なくなり、自転車で買い物をする地元の方が増えてくる。その先のひさご通り商店街へ進むと、赤いレンガのビルが見えるはずだ。ここに「WIRED HOTEL ASAKUSA」がある。
ドミトリータイプの部屋から贅沢なペントハウスまで。様々なタイプの部屋が用意してあり、自分好みのシチュエーションで泊まることのできるホテル。
WIRED HOTELは「LOCAL COMMUNITY HOTEL」をコンセプトにしている。特に注目したいのは客室の備品やアートワーク。じつは、地元浅草の職人やアーティストとコラボレーションしてつくられたものだ。
浅草の地場企業が集結した革のプロダクトチーム「TOKYO-L」のバインダーや椅子、粋な江戸土産屋「新吉原」の手ぬぐいやドライヤーバックなど。ホテルの中に浅草ならではの魅力をいたるところに詰め込んだ。
さらに、このホテルを拠点にいろんな角度から浅草を楽しんでもらえるようなツアーもある。
ホテルスタッフと行く「1MILE WALKING TOUR」や、ガイドブックには載っていない地元スポットを地元のアンバサダーが紹介する「1MILE GUIDEBOOK」を用意している。
1階には併設したカフェ&バー「ZAKBARAN」があり、ここでは宿泊するゲストだけではなく地元の人も集う場所だ。
2階には劇場「浅草九劇」があり、いろんなスタイルの演劇をほぼ毎日見ることができる。
地元の人と旅人。観光名所と、ディープなスポット。歴史ある浅草と、新しい浅草。ここには、あなたの欲しい浅草がつねに存在している。
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住所:東京都台東区浅草 2-16-2 浅草九倶楽部
連絡先:03-5830-7931