ロボット妖怪:「次はなんと最後のセクション！みなさん、寂しいですネェ！世界平和のためにその力が注目されている妖怪たちデス！」

寝過ごし:「(耳元で)世界平和、か...　残念ながら50年後の未来は対極だ。森を壊して住処を奪い続けた人間に怒って、無数の妖怪たちが反乱を起こした...」

ロボット妖怪:「まずは蜚語蝶さんです！」


蜚語蝶「もともと私たちは、人間の心が囁く根拠のないうわさ話（蜚語）を広める妖怪だったんじゃよ。」

ロボット妖怪:「迷惑な妖怪だったんですネ！」

蜚語蝶:「オブラートに包め！だがしかしだね、修行を積んだ私たちは、他の妖怪や、動物、植物の心の叫びまでも聞くことができるようになったんじゃ！まさにアニミズム！彼らの声は、それでも人と共にありたいというものじゃったよ。小石鬼とのコラボで、大自然の友人たちの声を世界に届けられるのじゃ！」

ロボット妖怪:「ふむふむ！こちらもコラボ、良いですネェ！」

小石鬼:「ワタシが小石鬼ですぅうう。最近ではIoTなんて言いますけどねぇ。ワタシの力にかかれば、声を世界中に届けられますぅぅう。ただ今は仲間の数が少なくて、半径10kmが関の山ですぅぅう。人間が50年森を壊さなけば、増えるんですけど...」

寝過ごし:「我慢ならないねぇ！君たちの正体がわかったぞ」