江戸の大火、関東大震災、東京大空襲。何度壊れても、浅草寺のシンボルは建て直されてきました。

塔の最上階には「仏舎利=お釈迦様の遺骨」が納められている。いわば、墓標である。

浅草寺は度重なる火事や関東大震災、東京大空襲で、たびたび焼失してきた。それでも、現在の雷門や宝蔵門がそうであるように、ほとんどが庶民からの寄付によって建て直されてきた。

五重塔もまたしかり。明治時代の修復時には、塔の周りに足場を組んで展望台に仕立てあげた。その「展望代」を集めることで修復費用にしたという話も残っている。

さて、五重塔から道を挟んだ向こう側に「おみくじ」があることに気づいただろうか。「やたらと凶がでる」と評判でその確率は30%。これこそが昔ながらのおみくじ。むしろ、ほかのお寺が(縁起が悪いと思われがちな)凶の割合を減らしているのだという。

さぁ、日本古来のおみくじをめくってみよう。

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