あなたも知夫里の子供たちの礼儀正しさに驚いたのではないだろうか。見ず知らずの旅人に対して、遠くからでも「こんにちは!」と帽子を脱いで声をかけ、腰を深く折り曲げて挨拶してくれるその姿。「島留学」といわれ、島外から島の学校に通う子たちもいる。

知夫里の小学校は1,2年、3,4年、5,6年の2学年1クラス。中学校にあがると1学年1クラス。1クラスにつき平均5名(2018年度)という少数精鋭で、生徒のほぼ全員が歌舞伎や神楽を踊る「村芝居」、太鼓を叩いて踊る「皆一踊り」などの伝統芸能の担い手となる。

島の小中学校はここにしかなく、通学バスもないため、各地区から毎日歩いて通学している。否が応でも足腰が鍛えられるのか、長距離走のタイムが異様に速いという。

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知夫図書館の南家さん