「横川シネマがあるから」と横川エリアにやってきて店を開く人々も多い。古書店『本と自由』の青山さんもまた、そう考えた1人だ。

最初こそ自らの蔵書や、個人的に好きな音楽、映画、小説などのカルチャーに関する古本を置いていたという青山さん。さまざまなカルチャー好きのお客さんが来てくれるようになり、お客さんからの古書買取を行っているうち、「お客さんも、店の棚を見て、本を選んで売ってくれている」と感じるようになったという。

店主の愛するカルチャーと、店を愛するお客さんたちのカルチャーが混ざり合う棚。自分の目で見るためにぜひ足を運んでみてほしい。きっと、新しいカルチャーとの出会いがあるはずだ。

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